ダイキン・オーキッド・レディース2日目

森田理香子選手 通算1アンダー、18位

 その告白は衝撃的だった。「本当にゴルフが嫌いで、1年くらいはクラブを握りませんでした」
 通算7勝、2013年には賞金女王に輝き、日本女子ゴルフのトップに上り詰めた森田理香子選手は、その後不調に苦しみ、18年6月の大会を最後にツアーを離れた。

 「賞金女王になり燃え尽きた自分がいたのは確か。目標も気力も無くなった」

 一度、心身ともにリフレッシュしようと休養期間に入った。しかし頭のどこかには、いつもゴルフのことがあった。プロ入りを目指して、楽しそうにきらきらと輝く若手の姿。気にかけてくれる同世代の仲間の言葉。失いかけた気力が、徐々に充電されていった。




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(出典:毎日新聞)