『石川遼が全米切符獲得へ収穫　苦手ホールに立ち向かった「すごく大きい」2日間』 : ゴルフ情報まとめてみた

　日本最古のオープン競技である「関西オープン」の最終日で、石川遼選手が素晴らしいプレーを見せました。最終日にボギーなしの5バーディを奪い、トータル8アンダーで5位タイに入り、今季初のトップ5入りを果たしました。初日は3オーバーの「73」と出遅れたものの、2日目に69をマークして週末に進出。決勝ラウンドの2日間はともにボギーフリーの「65」で、2日目終了時の49位から5位にジャンプアップしました。

　石川遼選手は今年開幕戦から41位、予選落ち、34位と納得のいく結果を残せていなかったが、この大会で鬱憤を晴らすような好プレーを見せました。「マネージメントを含めて、内容的に今年一番良かったかな」と自画自賛の一週間となりました。

　特に1番、9番、18番といったホールは難しいと感じていたようで、ティショットが難しい場所に落ちてしまうことがありました。しかし、石川遼選手は厳しい場面で自身の成長を求め、攻め続けました。その結果、ボギーフリーのプレーを続け、今後につながる2日間となりました。

　明日は滋賀県で行われる「全米オープン」の予選会に参加します。36ホールを回るタフな一日となるでしょう。1 会場となる日野ゴルフ倶楽部は初めて回るコースで、狭くはないようです。セカンドラウンドでチャンスを作りたいと意気込んでいます。

　今シーズン、石川遼選手はやっと納得のいくゴルフができたようです。勢いそのままに、海外メジャーの切符も手にしたいと思います。