「レイチェル」臼井麗香が暑さ対策で奇抜なウェアでプレー　首位から４位に後退も最終日で再逆転Ｖに意欲 : ゴルフ情報まとめてみた

女子プロゴルフツアー：大東建託・いい部屋ネットレディス第３日

福岡のザ・クイーンズヒルＧＣ（６５０５ヤード、パー７２）で行われた女子プロゴルフツアーの大東建託・いい部屋ネットレディスの第３日。注目の試合結果と選手の活躍をご紹介します。

首位に立った川﨑春花

３打差からスタートした川﨑春花（村田製作所）が６３で回り、通算２０アンダーで首位に立ちました。川崎は前戦ミネベアミツミレディスに続き、２大会連続優勝を目指しています。

トップ選手の順位

１打差２位：三ケ島かな（ランテック）
２打差３位：山下美夢有（みゆう、加賀電子）
３打差４位：臼井麗香（フリー）
最多アンダー記録更新の可能性
日本女子ツアーの最多アンダー記録は、３日間大会での２４アンダー（２００３年のミズノクラシックでアニカ・ソレンスタム）と、４日間大会での２４アンダー（２０１６年大王製紙エリエールレディスでテレサ・ルー）です。複数の選手が２４アンダーを超える可能性があり、２１年ぶりのツアー記録更新が期待されています。

暑さ対策と臼井麗香

暑さを考慮して、この日は普段の大会よりスタート時間が早められました。それでも気温は午前中に３４・７度に達し、選手たちは猛暑と戦いました。人気の選手、臼井麗香は「レイチェル」の愛称で知られていますが、彼女はぶかぶかの大きめなウェアでプレーし、ギャラリーから注目されました。「メンズの大きいシャツを着て、風が入るようにしました。涼しかったです」と笑顔で話していました。

デザインの失敗？

臼井は暑さ対策に成功したものの、黒に近い紺色のウェアは失敗だったと語っています。「白にすればよかった。この色しか持ってきませんでした」と苦笑いしていました。

まだチャンスはあります

首位から出た臼井は４バーディー、１ボギーの６９で回り、通算１７アンダーに伸ばしましたが、激しいバーディー合戦の展開では順位を落とし、４位に後退しました。それでも臼井は「首位と３打差ですよね。まだ、チャンスはあります」と前向きな姿勢を見せています。今年３月のアクサレディスに続くツアー２勝目を目指して頑張ります。