エポンヘッド×フジクラシャフト「つかまりを重視した、初心者向けのドライバー」 : ゴルフ情報まとめてみた

　地域に根ざしたゴルフショップ「ゴルフ工房」が、経験豊かなクラフトマンによって使い手の要望に合わせてヘッドとシャフトを組む「カスタムクラブ」で人気を集めています。今回は、広島県福山市にある「グリーンフィールド」の福井秀一さんがおすすめする1本を紹介します。福井さんはPGAティーチングプロの資格を持ち、道具の調整だけでなくレッスン業も行っています。

　福井さんはフィッティングについて、「お客様の希望を聞いてから、弾道測定器を使って複数のシャフトとヘッドから最適なクラブを提案しています。シャフト選びでは、お客様の切り返しの動きを重視しています。切り返しのタイミングが合わない場合、しなりが自分に合わないことがあります。感覚的な要素も重要で、初めてのお客様には弾道測定器を活用して理想の数値に合ったシャフトを提案することもあります。お客様との対話を大切にして、心地よいクラブを提供しています」と語っています。

　福井さんがおすすめするクラブは、エポンの「AF-157」ヘッドとフジクラの「スピーダーNX ブラック」シャフトの組み合わせです。このヘッドは重心距離が短く、ヘッドの動きを操作しやすいためスライサーに向いています。シャフトは先中調子で先端が走るため、球がつかまりやすい組み合わせとなっています。さらにスリーブでライ角やロフト角を調整できるため、フッカーの方はフェースをオープンにすることも可能です。

　この組み合わせは、飛距離と安定性を両立させており、操作性も良好です。堀越良和プロの試打結果でも、振りやすさや打感に高評価がありました。ヘッドスピード42m/sでの試打では、安定した距離とスピン量を確保できていることが示されています1。このクラブは、幅広いゴルファーにおすすめの1本と言えるでしょう。