韓国からビジュアルと実力を兼ね備えた人気選手の日本ツアー参戦が減少中

 現在も日本女子ツアーには韓国人選手がプレーしていますが、イ・ボミやキム・ハヌル、ユン・チェヨンなどの人気選手が第一線を離れ、その数は減少しています。近年は年間女王の山下美夢有をはじめ、岩井明愛・千怜姉妹や竹田麗央といった若手の台頭により、韓国から日本や米国を目指す選手は減少しているようです。

 その要因は、韓国女子ツアーの試合数と賞金の増加などの環境の変化にあります。さらに、日本女子ツアー参戦のためにはプロテストに合格し、正会員にならなければ予選会(QT)を受けられないという制度も影響しているようです。

 つまり、無理をして日本や米国に出なくても、韓国女子ツアーでも十分に稼げるということ。この現状が歓迎されているかは判断できませんが、元世界1位の申ジエは「米国ツアーに出ていく日本の選手の活躍を見ていると、いずれ(世界ランク上位を席巻した)韓国のようになると思う」と述べています。

 かつては日米のツアーを韓国選手が席捲していましたが、その勢いは衰えてきていると言われています。一方で、若い日本選手は米国ツアーへの参戦に意欲的で、古江彩佳がメジャー初勝利を挙げたことなどから、日本女子ゴルフツアーも注目されています。




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…現在も日本女子ツアーには韓国人選手がプレーしているが、イ・ボミやキム・ハヌル、ユン・チェヨンなどの人気選手が第一線を離れ、その数は下降をたどっている…
(出典:ゴルフ総合サイト ALBA Net)