平田憲聖が2週連続Vで今季3勝目鈴木晃祐は4打差3位 : ゴルフ情報まとめてみた

シンハンドンヘオープン最終日

　韓国のクラブ72CC（パー72、7204ヤード）で行われたシンハンドンヘオープン最終日、平田憲聖選手が1イーグル、6バーディ、2ボギーの「66」でラウンドし、通算22アンダーで今季3勝目を達成しました。前週のフジサンケイクラシックに続く2週連続優勝となり、通算5勝目を飾りました。この勝利により、韓国とアジアンツアーの来季出場権も獲得しました。

　優勝賞金2714万400円を加算し、今季の獲得賞金は8065万2029円に達し、賞金ランキングで5位から1位に躍り出ました。

　平田選手は優勝インタビューで「ショットとパットが非常に良かったことが、このスコアにつながった」とコメント。後半は15番までに3バーディを奪い、一時はリードを3打に広げました。終盤に2ボギーを喫しましたが、それまでの貯金を生かしてトップで完走しました。「この優勝で世界に挑戦できる権利を得たので、世界で活躍できる選手になれるように頑張ります」と海外ツアーへの意欲を示しました。

　通算21アンダーで2位に入ったのは、4位から「64」をマークしたオーストラリアのトラビス・スマイス選手。出だしの1番から7連続バーディを奪い、前半アウトで日本ツアー9ホールの最少ストローク数に並ぶ「28」を記録しました。

　平田選手とともに首位タイから最終日最終組をプレーした鈴木晃祐選手は、4バーディ、2ボギーの「70」で通算18アンダーの3位に終わりました。ツアー初優勝はならず、平田選手との同年代対決に敗れました。

　46位スタートの石川遼選手は、8バーディ、2ボギーの「66」で通算12アンダーの20位に浮上し、4日間の戦いを終えました。