8月26日にドライバーが登録されたのに続き、住友ゴム工業(ダンロップ)の新作プロトタイプ「スリクソン『ZXi』」が、R&AとUSGAの適合リストにアイアン、フェアウェイウッド、ハイブリッドとして新たに登録されました。今週からPGAツアーや国内男子ツアーでの本格的な供給が始まります。

 今シーズン6勝を挙げ、国内女子ツアーで活躍中の竹田麗央選手も、パター以外の全てのクラブで同社ブランドを使用しています。年間女王を2季連続で達成した山下美夢有選手も同様で、スリクソンの新作には大きな注目が集まっています。では、現行の『ZX Mk II』シリーズと何が違うのでしょうか? 適合リストの識別マーキング情報を確認してみましょう。

 登録された『ZXi』フェアウェイウッドは全部で6種類。リスト画像はすべて3番(15°)ですが、右用は「7」「5」「3」「3+」の4種類(ロフト21°, 18°, 15°, 13.5°)、左用は「5」「3」の2種類が登録されています。前作『ZX Mk II』と異なる点は、フェースに記載された「i-FLEX」の文字です。「REBOUND FRAME」は引き続き採用されており、新たに加わった「i-FLEX」が何を意味するのかが注目されています。

 また、ソールの座りについて、出水田大二郎選手は「座りがすごくいい」と高評価を与え、即投入を決めました。「丸みを帯びた感じがストレスなく構えられる。実際に打ってみてもいい球が打てている」とのことで、ソールの段差がなくなったことがプラスに働いているようです。

 さらに、ハイブリッドも右用5種類、左用2種類の計7ヘッドが登録されました。右用番手は「6」「5」「4」「3」「2」(ロフト28°, 25°, 22°, 19°, 17°)で、こちらもフェースに「i-FLEX」の識別があり、ソールの段差がなく座りや抜けが向上しているようです。今週の女子ツアーでも投入者が出てくるかもしれません。最新情報が入り次第、続報をお届けします。




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(出典:ゴルフ総合サイト ALBA Net)