エミリオ・ゴンザレス、不正行為で失格処分—ワールドワイド・テクノロジー選手権

 米国男子ツアー「ワールドワイド・テクノロジー選手権」で、地元メキシコのエミリオ・ゴンザレス(27)が「重大な不正行為」により失格処分を受けました。ゴンザレスは初日「73」、2日目「71」でラウンドしましたが、予選通過にはわずか2打差で届きませんでした。

不正行為の詳細
 15番ホール(パー4)でティショットを砂漠地帯に打ち込んだゴンザレスは、暫定球を打ちました。ルールに従い、元のボールが見つかればプレーを再開する必要がありますが、ゴンザレスはボールを発見したにもかかわらず、確認を怠り暫定球でプレーを続行しました。この行為が「ゲームの精神に反する重大な不正行為」と判断され、失格処分となりました。

今後の展望
 ゴンザレスは2020年にプロ転向し、今シーズンはコーンフェリー・ツアーで25試合に出場し、2度のトップ10入りを果たしています。今回の失格処分を受けて、12月に控えるツアー出場権をかけた最終予選会に向けて、苦い経験を糧にさらなる大舞台を目指します。