古江彩佳、CMEグループ・ツアー選手権で好調を維持

 古江彩佳は、連日の「69」でトータル9アンダー・8位タイとなり、ムービングデーを終えました。トップと6打差の8位タイで、年間平均ストローク1位の選手に贈られる『ベアトロフィー』争いでは首位に迫る展開となっています。

ラウンドの詳細
 3つのボギーを喫しましたが、それ以上にバーディを量産しました。2番ホールで4メートルのバーディパットを決め、6番でもバーディを奪取。特に9番ホールでは15メートル以上のフックラインを決め、リベンジのバーディを獲得しました。

 バックナインでは2つのボギーを喫しましたが、それぞれバウンスバックに成功し、パーオン率も88%(16/18)と好調を維持しました。「乗っても優しくないホールがあったのでタッチに気を使った」と振り返る古江は、ショットとパットの感覚を分けて考えることで安定感を保ちました。

最終日に向けて
  「ボギーを叩きながらもバーディをいっぱい取っていけたので、60台で回れてよかった。あしたも変わらず、60台を目指して、それぞれショットにもパットにも集中できたら」と意気込んでいます。

ベアトロフィー争い
 ベアトロフィー争いでは、首位のユ・ヘラン(韓国)が連日の「71」で平均ストローク「70.0111」となり、古江は「70.0113」としてその差は「0.0002」ストロークと僅差になりました。日本勢初の戴冠、そして逆転優勝での“年間女王”を目指し、明日が2024年を締めくくる勝負の一日となります。




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…ース争いも決着する。年間平均ストローク1位の選手に贈られる『ベアトロフィー』では古江彩佳が僅差で2番手につけており、逆転での日本勢初快挙へ挑んでいく。
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