ブログ記事: 来季ツアー出場権を賭けたQTファイナルステージの展望

 国内女子ゴルフのQTファイナルステージが、静岡県の葛城ゴルフクラブ宇刈コースで行われています。最終QTの2日目を終え、来季ツアー前半戦の出場権を巡る激戦が繰り広げられています。

 ツアー1勝のセキ・ユウティン(中国)とプロ9年目の森井あやめが通算7アンダーで首位タイ。今季シード喪失の永井花奈、ツアー1勝のサイ・ペイイン(台湾)が通算6アンダーで3位に続きます。18歳のルーキー、入谷響も通算5アンダーで5位と健闘しています。

 また、来季ツアー前半戦の出場権をわずかに逃した政田夢乃は通算2アンダーで12位。来季米ツアーシードを逃した吉田優利や、今季シードを失った小滝水音、後藤未有らが通算1アンダーで19位につけています。

 一方、6年ぶりのツアー復帰を目指す大江香織は3オーバーで58位、ツアー23勝の横峯さくらは4オーバーで68位、今季シード喪失の菅沼菜々は9オーバーで97位と苦戦しています。

 QTの順位は来季ツアーの第1回リランキング(メルセデスランキングによる出場優先順位組み換え)まで適用され、シーズン序盤の重要な指標となります。

 来季ツアーに向けた選手たちの戦いに、ますます注目が集まります。