山口すず夏、米国女子ツアーQシリーズに挑戦

 米国女子ツアー来季出場権を懸けた予選会「Qシリーズ」が始まります。今年は、日本勢7名が挑戦。山下美夢有選手らは初挑戦、吉田優利選手と馬場咲希選手は2回目、山口すず夏選手は3回目の挑戦です。

 山口すず夏選手は2018年、高校生の時に最終予選会で36位に入り、米ツアーの出場権を獲得しました。しかし、ルーキーイヤーにはポイントランキング147位で終わり、その後も苦しい時期が続きました。今年は米2次予選会とJLPGAプロテストを通過し、成長を感じています。

 先週行われた国内ツアーのファーストQTではパッティングに苦しんだものの、下部ステップ・アップ・ツアーへの出場が保障されており、米ツアーの最終予選進出者としてエプソン・ツアーの出場権も手にしています。山口選手は「ずっと米国でプレーしたい」と語り、25位以内を目指しています。

 米国でのプレーを見据え、コースの特性を分析し、パッティングの調子も上向いているとのこと。ツアーカード獲得まで、あと一歩です。