原英莉花、LPGA Qシリーズで苦戦続くも巻き返し誓う

 LPGA Qシリーズ(最終予選)の3日目、米アラバマ州マグノリア・グローブGCでの原英莉花は、初日の「76」からの出遅れを挽回できず、通算5オーバーで77位タイに留まりました。ボーダーラインの25位タイに近づくため、なんとか食らいつきたいところでしたが、この日は1つしかスコアを戻すことができませんでした。

 難度の高いフォールズコースを回る4日目を前に、原はこの日のクロッシングズコースで4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「71」をマークしました。特に11番で5メートルのスライスラインを決めたバーディや、後半に2つのバーディを奪ったプレーが印象的でしたが、全体としては悔しい結果に終わりました。

 渡米時にエースパターが曲がった影響もあり、グリーン上での違和感が拭えない中、原は「凡ミスしないで伸ばしていけるように」と最終日に向けて集中を誓います。現時点で“圏内”の2アンダーには遠く及びませんが、ビッグスコアを目指してリベンジを誓う姿勢が光ります。

 最終予選会の行方が注目される中、原の巻き返しに期待が寄せられます。彼女の闘志がどのように結果に結びつくのか、見守りたいところです。