「最後まであきらめない」山下美夢有、岩井千怜が2位で首位に接近／米女子最終予選会 : ゴルフ情報まとめてみた

山下美夢有、LPGA Qシリーズで好調維持し2位浮上

　LPGA Qシリーズ・ファイナル予選の3日目、米アラバマ州マグノリアグローブGCで行われたラウンドで、山下美夢有が5バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算10アンダーで2位に浮上しました。岩井千怜も5バーディ、2ボギーの「68」で2位をキープし、首位のリウ・ユ（中国）とは4打差で残り2日を戦います。

　山下は、暖かくなったことでショットの安定感が増し、9番からの3連続バーディを決めました。12番ではラフからピンそばに寄せてパーを拾い、良い流れを維持しました。「最後まであきらめずにやるだけ」と語り、4日目に向けて意気込みを見せています。

　岩井は、出だしの1番で6メートルのパーパットを決め、一日の流れをつかみました。2番からの3連続バーディを含め、3日間続けて60台をマーク。「3日間アンダーパーで回れたのは良い収穫」と話し、残り2日に向けて強い気持ちを持ち続けます。

　吉田優利は6バーディ、1ボギーの「66」で10位に浮上。岩井明愛は5アンダー13位、馬場咲希は3アンダー20位で、全員が上位25位タイまでに入れば来季の米ツアー出場権を獲得できます。

　8日（日）の上位65位タイまでが、9日（月）にクロッシングコースで行われる最終ラウンドに進出します。この日クロッシングコースでプレーした山口すず夏は48位、原英莉花は77位で3日目を終えました。今後の展開に注目です。