JLPGA新人セミナー、吉田鈴と六車日那乃が参加

 12月10日から4日間、都内で「JLPGA新人セミナー」が開催され、今年のプロテストに合格した吉田鈴(よしだ・りん)や六車日那乃(むぐるま・ひなの)らが参加しました。このセミナーは、プロゴルファーとしての一歩を踏み出す選手たちにとって、貴重な学びの場となっています。

 吉田鈴「オフは飛距離よりも技術面強化」 吉田鈴は、初日の講義を終えて「名刺の渡し方、はがきの書き方、税金やルールのことなど、知っておくべきことが多く、非常に勉強になりました」と語りました。今年のQTファイナルを36位で突破し、来季レギュラーツアー前半戦出場権を獲得した彼女は、「開幕までにスイングやアドレス修正をし、飛距離よりも技術面を強化したい」と意気込みを見せています。

 六車日那乃「楽しませることも大事」 一方、六車日那乃は「プロは思った以上に大変だ」と感じたそうです。ビジネスマナーの講義では、相手を想定した会話に苦戦しながらも学びを得た彼女。11月のQTファイナルで66位となり、来季のレギュラーツアー出場は難しい状況ですが、ステップ・アップ・ツアーで「結果だけでなく、ギャラリーを楽しませることも大事だと学びました」と語りました。

 このセミナーを通じて、若手プロゴルファーたちは、プロとしてのスキルだけでなく、社会人としてのマナーや知識も身につけていきます。今後の彼女たちの活躍が楽しみです。