日本人13名が参戦する25年米LPGAツアー。海外での成功のカギは？【女子プロのツアーコーチ座談会・24年振り返り②】 : ゴルフ情報まとめてみた

　2024年も終わりに近づき、女子プロゴルフツアーのコーチ陣である森守洋、柳橋章徳、大西翔太、中村修の4人が、今年の出来事と来季への展望を振り返りました。

2024年の主な成果

シード権獲得者: 古江彩佳（6位）、西郷真央（9位）、笹生優花（19位）、畑岡奈紗（30位）、渋野日向子（64位）、西村優菜（69位）、勝みなみ（78位）の7人が米女子ツアーでシード権を確保。

新たな出場権獲得者: 竹田麗央（TOTOジャパンクラシック優勝）、山下美夢有（最終予選会トップ合格）、岩井千怜、岩井明愛、吉田優利、馬場咲希の5人が出場資格を獲得。

　過去最多参戦: 来季、日本から米女子ツアーに参戦する選手は13人となり、過去最多を更新。

ディスカッションの内容

　チーム編成の重要性: 海外挑戦で成功するためには、選手が日本と同じような環境で戦えるようにチームを編成することが鍵だと森コーチが強調。

　精神的なサポート: 柳橋コーチは、選手が上手くいかなくなった時に周りが精神的なサポートをすることが大切だと述べました。

日本食の重要性: 中村コーチは、選手たちが米国で日本食を食べられる環境を整えることが重要だと指摘。

来季の展望と課題

言葉の壁: 畑岡奈紗選手のように言葉ができる選手は、米国での生活に早く適応できるという利点があります。

食事環境: 日本食を提供できる環境を整えることで、選手たちがリラックスしてプレーできるようにする。

来季から米国生活を送る竹田麗央、山下美夢有、岩井姉妹の4人に注目し、どのようにチーム編成とサポートを通じて環境を整えていくかが課題となります。日本人選手たちのさらなる飛躍が期待されます。