ニック・テーラーの勝利を振り返る:石井忍氏の分析

 ツアープロのコーチである石井忍氏が、PGAツアー「ソニーオープンinハワイ」で優勝したニック・テーラー選手のプレーを独自の視点で分析しました。米国ハワイ州のワイアラエCCで開催されたこの大会では、松山英樹選手が通算11アンダーの16位タイで日本勢最上位に入りました。また、平田憲聖選手もコーン・フェリーツアーを主戦場にする予定の中、通算10アンダーの21位タイで存在感を示しました。

 ニック・テーラー選手は通算16アンダーでプレーオフに持ち込み、ツアー通算5勝目を飾りました。特に印象深かったのは終盤のアプローチで、最終ホールとプレーオフ2ホール目で異なる打ち方を見せました。

 石井氏は、テーラー選手のアプローチ技術のポイントとして“シャフトのねじり方”に注目。転がしのアプローチと上げるアプローチで異なるテンションのかけ方を説明し、一般ゴルファーにも片手アプローチ練習を推奨しています。

 春のゴルフシーズンに向けて、このフィーリングをマスターすることで、アプローチの精度が向上するとのアドバイスを提供しています。