今年の米国女子ツアー、13人のなでしこたちが挑戦

 女子ゴルフの最高峰、米国女子ツアー(LPGA)は今年で創立75周年を迎えます。全35大会が予定されており、非公式試合も含めて過去最高の賞金総額が設定されています。今年のLPGAツアーには、13人の日本人選手が参戦します。

賞金総額の増加
 今年の賞金総額は1億3100万ドル(約204億円)以上で、昨年に続いてツアー史上最高額を更新しました。直近5年間で賞金総額は約90%増加しています。

直近5年間の賞金総額推移
2021年: 6920万ドル
2022年: 9390万ドル
2023年: 1億235万ドル
2024年: 1億2630万ドル
2025年: 1億3100万ドル以上

注目の大会
 メジャー大会の賞金額は昨年に続き増加が予想されます。特に注目されるのは、30万ドル増額され410万ドル(約6億4000万円)となった「FM選手権」です。日米共催の「TOTOジャパンクラシック」も10万ドル増額され、総額210万ドル(約3億3000万円)に達しました。

昨季の賞金ランキング
 昨季の賞金ランキング1位はアタヤ・ティティクル(タイ)で、605万9309ドル(約9億4500万円)を獲得しました。日本勢の最高位は笹生優花の4位で、全米女子オープンでの優勝を含め286万7618ドル(約4億4700万円)を稼ぎました。