オンラインカジノ問題　男子ゴルフは「社員総会で注意喚起」「出た場合は処分する」　ＪＧＴＯ副会長が方針 : ゴルフ情報まとめてみた

オンラインカジノの違法性についてJPGTが注意喚起を予定

　日本ゴルフツアー機構（JGTO）の倉本昌弘副会長は、都内で開催された理事会後に取材に応じ、オンラインカジノの違法性について31日の社員総会で注意喚起を行うことを明らかにしました。

　オンラインカジノは、スマートフォンやパソコンを通じてオンライン上でゲームを行い、その結果に対して現金や暗号資産、電子マネーなどを賭けるもので、多くのサイトが海外で運営されています。しかし、日本国内からアクセスして賭博行為を行うことは違法とされています。

　倉本副会長はゴルフ界の対応について「野球界やサッカー界と若干違うのは、我々と選手の間に雇用関係がないため、各自が注意するしかない」と語りました。JGTOでは毎年一回、警視庁の担当者を招いてコンプライアンス研修を行うセミナー「ツアーメンバーガイダンス」を実施しており、今年も2月に実施されました。

　オンラインカジノの利用については、芸能界や野球界でも利用者が明らかになっており、プロ野球界ではオリックスの山岡泰輔投手の利用が発覚したことを受け、日本野球機構が調査を行い、7球団14人の利用が判明しました。

　最近では、お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるまなどお笑い芸人がオンラインカジノをプレーしていたことが明らかになり、芸能活動を自粛しています。