陳清波さんお別れの会に小林浩美ＪＬＰＧＡ会長、王貞治氏らが出席　王氏「素晴らしい人間性だった」 : ゴルフ情報まとめてみた

レジェンドゴルファー・陳清波氏を偲ぶ

　2025年1月14日、男子ゴルフ界の偉大なレジェンド、陳清波（ちん・せいは）氏が93歳で永眠されました。そして3月17日、都内で行われたお別れの会には、多くの関係者が集まり、その偉業を称えました。

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）の小林浩美会長やプロ野球ソフトバンクの王貞治会長といったスポーツ界の著名人が参列。小林会長は陳氏から学んだゴルフ理論や精神面の教えを現在も伝え続け、王会長は陳氏の謙虚で温かい人柄を讃えました。

　陳氏は台湾・淡水出身で、若くして日本に渡り、その後ゴルフ界で多大な功績を残しました。1959年、日本オープンで初優勝を飾り、60年代には日本ゴルフ界をリードする存在に。海外メジャー大会マスターズにも6年連続出場し、シニアでも活躍しました。その技術書「近代ゴルフ」はゴルフ愛好者にとってバイブルとも言える存在です。

　2014年、日本プロゴルフ殿堂入りを果たした陳氏。その生涯はゴルフを通じて日本と台湾を繋ぐ架け橋であり、多くの人に影響を与えました。優れたプレーヤーとしてだけでなく、人としての魅力にも溢れていた彼の人生を、多くの人が惜しみ、敬意を表しています。