J.J.スポーンが劇的勝利!第125回「全米オープン」最終日レポート

 第125回「全米オープン」の最終日は、ドラマチックな展開となりました。ペンシルベニア州のオークモントCCで開催されたこの大会では、首位と1打差の2位からスタートしたJ.J.スポーン選手(米国)が、波乱のラウンドを経て通算1アンダーで勝利を収めました。

 序盤の6ホールで5ボギーを記録しながらも、バックナインで4バーディーを奪い巻き返したスポーン選手。最終18番ホールでは20メートルの見事なバーディーパットを沈め、会場は歓喜に包まれました。彼のメンタルとテクニックが光る一戦でした。

 2位は通算1オーバーのロバート・マッキンタイア選手(スコットランド)、3位には通算2オーバーでビクトル・ホブラン選手(ノルウェー)が入りました。また、世界ランク1位のスコッティ・シェフラー選手(米国)は通算4オーバーの7位タイに終わるなど、トップランカーにも厳しいコースとなりました。

 日本から出場した松山英樹選手は、最終日にオークモントCCで初のアンダーパー「68」を記録し、通算12オーバーの42位まで順位を上げました。その奮闘も大いに注目を集めました。