PGAが定例理事会で会員懲戒問題を発表、懲罰なしの対応に注目

 日本プロゴルフ協会(PGA)は16日に定例理事会を開催し、終了後にオンライン記者会見を行いました。今回の会見では、会員懲戒に関する重要な発表がありました。

 2月に逮捕され不起訴となった小田孝憲氏に関して、PGAは「報道による名誉毀損は否定できない」としつつも、既に社会的制裁を受け深い反省を示していることから、懲罰を科さない判断を下しました。代わりに、厳重注意とティーチングプロB級講習の参加を勧告する方針が決定されました。

 また、他の会員に関しても、法的判断待ちの案件が報告され、対応は今後の理事会で検討される予定です。こうした状況を受け、会員に対するPGAの対応が改めて注目されています。

 さらに、9月に実施される最終プロテストの最終日をYouTubeで生配信する案が検討されていることも併せて発表されました。PGAの透明性を高める取り組みに期待が寄せられます。




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PGAが定例理事会を開催 性的姿態等撮影の疑いで逮捕された会員への処遇などを発表
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(出典:ゴルフ総合サイト ALBA Net)