『ロングアイアンに代わるクラブとして開発されたユーティリティ』上手に使ってスコアアップ



ユーティリティを上手に使ってスコアアップ

 ユーティリティは今やゴルファーにとってなくてはならないクラブになってきています。フェアウェイウッドよりも簡単に打て、アイアンよりも飛距離がで力がなくても球が上がるから!

 ところが「簡単ってきいていたのに上手く打てない…」とギャップを感じている人も大勢います。

 ユーティリティは、ミスも少なく、フェアウェイウッドよりも簡単だと言われることが多くしミスも少ないです。ただ、ミスの許容範囲にも限界はあります。

 しっかり基礎ができていないと、どんなクラブも打つことが難しく、ユーティリティも基礎をしっかり覚えることは大事です。

 そこで今回は、6つのポイントをおさえておくだけで劇的にユーティリティでの
ミスをなくし上手に打つことができる打ち方のコツをご紹介します!


『ユーティリティを上手に打つための6つのコツ』

1.握り方(グリップ)

 握り方は、オーソドックスな「オーバーラッピング」がベストです。初心者さんの場合、まだまだ程力の入れ具合が分からず余計な力が入りがちです。力が強く、器用な右手に仕事をさせすぎるとスイングがバラバラになり再現性が低下します。

 オーバーラッピングはそんな初心者さんが余計な力が入ってしまったとしても手や指への負担が少なく、悪いクセがつきづらいです。

2.構え方

「ハンドファースト=クラブの柄と左腕が真っ直ぐ」に構える

 グリップエンドと呼ばれるグリップ部分の先端を、左足付け根の中心あたりに傾け、
左腕とシャフト(クラブの柄)が一直線になる構え方のことを指します。ハンドファーストにすることでボディーをターンさせやすくダフリやトップのミスが減ってきます。

3.両足の幅(スタンス)

 肩幅よりも半歩広めに立つ

 クラブを振る時の土台となる足幅はしっかり安定的に身体を動かせる足幅にならないといけません。クラブが長ければスタンスは広くなり、逆に短い場合はスタンスは狭くなります。

 フェアウェイウッドの長さはアイアンとほとんど変わりません。肩幅よりも若干広めにとってあげることが安定してユーティリティを振ることができるでしょう。
 少し膝を曲げて、肩の力を抜きます。その猫背にならないようにスッと構えることが出来れば綺麗で正しい構え方となります。

4.振り方(スイング)

 一番難しい部分ですね。一言で言えばアイアンとほとんど変わらず

 ダウンブローにスイングしてください。ダウンブローとは、クラブヘッドが最下点に到達する前にボールを捉えることを言います。「左肘を身体にグッと寄せる」イメージで振り下ろしてくると簡単にダウンブローができるようになります。

5.体重移動

 正しい体重移動は、バックスイングでは右足に体重が乗ってきて、振り下ろしてボールに当てる時にだんだん左足に体重が移動してきてフォローで完全に左足に体重が乗るという流れになります。

 しかしその時に、どうしても頭と肩は一緒に左右に動きます。これをスウェイといいます。体重移動と一緒に頭と肩が左右に大きく動いてしまうと、軸がブレ正しい回転を出来ずクラブが正確な軌道でボールを捉えられません。

6.ボールの置く位置

 ダウンブローで打つために、両かかと幅の中心よりやや左ボールの位置は、クラブが長くなれば長くなるほど足の幅の中心よりも左側に置きます。
 ユーティリティの場合は、両足を開いているときの踵の中心位置よりもやや左に置くと良いです。左足の付け根の内側位とおぼえましょう。

 それで上手くいかないときは、中央にボールを寄せてきてください。そのほうがボールを捕まえやすく(ダウンブロー)曲がらないボールが打てるかもしれません。
左を試したあと上手く行かなかったら中央に置いて試しに練習してみてください